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校長あいさつ

2018年02月28日
結果を支えるもの
 
 平昌オリンピックでのフィギュアスケートの羽生選手やスピードスケート500mの小平選手、女子パシュートの高木姉妹、佐藤、菊池選手らの活躍に日本中が沸き立ちました。多くの選手たちがメダルや入賞を目指して、体を鍛え上げ様々なプレッシャーと戦い続けてきたことでしょう。私は、目に見えているメダルや順位よりも、選手たちのここに至るまでの生き様に思いを馳せ、感動していたように思います。

 さて、平成29年度も卒業式・修了式まで3週間足らずとなりました。10日ほど前から2階の理科室前の廊下(フラワーロード)には、「6年間の思い出」と題して6年生の入学からこれまでを振り返る写真が、5年生の実行委員によって貼り出されました。今は最上級生として学校を牽引する6年生も、幼かった1年生の時代ややんちゃな中学年の頃を懐かしんでいました。この6年間の営みこそ価値があることだと思います。

 そして、2月23日には「6年生を送る会」が行われ、5年生を中心に企画、運営されたとても素晴らしい会となりました。どの学年も心に残るプレゼントを卒業生に贈ることができました。きっとこれまでに取り組んできた練習の中で、6年生へのありがとうと別れを惜しむ気持ちを醸造させてきたに違いありません。当日、体育館に充満していた感動や一抹の寂しさは、子どもたちのこれまでの関わり合いが紡ぎ出してきた成長の一端だと思います。
 一方、6年生も卒業を控えたこの時期に「プロジェクトレッド 卒業SP(スペシャル)」と称して、感謝の気持ちを伝えようと様々な活動に主体的に取り組んでいます。寒い中、朝早くから四季の小径の掃除や正門であいさつ運動する子たちや、卒業式の言葉を考えたり、六送会のお礼の企画をしたりする子たち。「今だから」「今こそ」と、自分のできることやりたいことにひたむきに取り組んでいる姿にも、成長を感じることができます。
 
 本年度は子どもの思いが実現する学校を目指して教育活動を進めてきました。毎日の授業や城北プロジェクト、学校行事においても、成果や見栄え以上にその取組の中で子どもたちの様々な成長の姿を見ることができた素晴らしい一年だったと思います。これもひとえに教育活動を支えてくださった保護者の皆様、地域の皆様のおかげです。心よりお礼申し上げます。本当にありがとうございました。  校 長   山  広

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