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校長あいさつ

2017年08月29日
夏休みの宝もの
 
 毎年、夏休み明けの学年だよりや学校だよりには、「長い夏休みが終わり」とか「真っ黒に日焼けした子どもたち」といった常套句が用いられます。しかし、授業の充実や教職員の長時間労働の解消がねらいとされている夏休みの最短16日間化が、県内吉田町で進められています。
 地域の人たちにも様々な反響があるようですが、夏休みという慣習やそれにまつわる様々な行事や文化への子どもたちの関わり方にも大きく影響してくるのではないでしょうか。そんなことを考えていた折に、ある新聞の紙面広告で「夏休みの重さ」と題する次のような詩が目にとまりました。



夏休みの重さ

わずかな体重でも、帰り道は重い。
遊び疲れたこどもは、ずっしりと重い。

夏のこどもは、エネルギーに溢れている。
夏休みを楽しみにして、待ちこがれていた
そのエネルギーが、満タンだから。

解放するには、やっぱり、海や山がいい。
広い空の下、大きな自然の中がいい。
はしゃいで、走って、転んで、笑って。

そうして、エネルギーが空っぽになるまで。
そのぶん、なにかを吸収しているのだ。
まぶしい夏のすべてを、かき集めるように。

この重さは、その思い出の重さなんだ。
夏がくれた、たくさんの宝ものなんだ。

 子どもにとって夏休みとは、『自分を解放させながら大切なものを吸収する』欠くことのできない貴重な時間なのかもしれません。
 さあ、たくさんの宝ものを吸収してひとまわりたくましくなった子どもたちが城北小に帰ってきました。夏休みが終わったばかりですが、前期も残り1か月半。学校全体が盛り上がる運動会もあります。子どもたちの成長を育む貴重な行事として取り組みます。まだまだ暑い日が続きますが、ご家庭と協力して子どもたちの健康管理に気をつけながら指導していきたいと思います。
                    校 長   山  広  
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