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校長あいさつ

2016年11月28日
感謝して幸せになろう。
 
 今年から、1泊2日になった修学旅行。期間こそ短くなりましたが、内容は充実したものとなりました。その理由の一つが、全員参加が実現できたことにあります。2日間の学習や活動が楽しく充実したものになったのは、一人も欠けることなく計画を達成できたからです。これは、本人はもとより保護者のご協力があったからこそと感謝しています。
 
 2日間の旅行中で特に印象に残ったのは、子どもたちのあいさつでした。バスを降りる時、どの子も「ありがとうございました」、「また、お願いします」とバスの運転手さんにあいさつをしていたことです。運転手さんも、ニコニコと笑顔で「お疲れ様」、「はーい」と対応してくださいました。とても、爽やかで、清々しい気分にさせられました。
 さて、今回6年生がさりげなく使った「ありがとう」の言葉ですが、私は「心を込めて運転手さんに語りかけているなあ」と感じました。「ありがとう」の言葉に心を込めると、言われた相手はもちろんうれしい気持ちになります。その上、言っている自分も少し幸せな気持ちにさせられるから不思議です。相手に感謝できるということの充実感、幸福感が湧き上がってきます。実際、自分は恵まれた状態にあるということを感じているから、「ありがとう」を言っているわけですから、当然と言えば当然なことかも知れません。
 さらに、宿泊をしたホテルでも担当の方への「よろしくお願いします」と感謝の気持ちが込もったあいさつ。ここでも、お互いの笑顔が互いを結び付け、温かな空気が流れていました。感謝の気持ちを伝え合う幸福感を改めて6年生から教わりました。

 12月を迎え、学校では学習も行事もいよいよ最高モードに高まってきました。どの学年も仲間を大切に思い、互いを尊重し合う姿が学校のあちこちで見られるようになっています。ご家庭や地域においても、子どもたちの感謝の気持ちを伝え合う姿が一層増えることを願っています。

                                    校長 山 広

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