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校長あいさつ

2024年02月27日
響き合う声・伝え合う思い 〜2月20日 6年生を送る会〜
 素晴らしい景色でした。会場の体育館には子供たちの思いが満ち溢れ、混ざり合って不思議な波動を生み出していたように感じました。会の終盤、全校合唱「365日の紙飛行機」の歌声が体育館中に響き渡るのを聞きながら、自然と流れてくる自分の涙に驚きながらも、止めることができませんでした。
 「6年生を送る会」は、特別活動のバロメーターとなる、一年で一番大きな児童会行事です。城北小でも年明けから5年生を中心に役割分担を決め、6年生に感謝の気持ちを伝えようと準備を進めてきました。一方、6年生は最高学年(レッドヒーロー)としてのかっこいい姿を見せ続けて当日を迎えました。
   総合演出担当の5年生、クラブ活動の思い出を語った4年生、委員会活動への感謝を伝えた3年生、運動会組体操の憧れを表現した2年生、ペアにメッセージを届けた1年生。6年生への気持ちを精一杯に伝える姿は本当に素敵でした。特に、入学したときから深く関わってきた1年生の言葉や姿や言葉は6年生の心にまっすぐ届き、感情を揺さぶられた子供がたくさんいました。
 思いを受け取る側の6年生もさすがでした。メッセージカードを使ったパフォーマンスやペアの名前を叫びながらの歌など、一人ひとりの自由で多様な表現力に、改めて学校を支える憧れのヒーローであったことを感じました。
 6年生が退場した後、この会を大成功に導いた5年生が1〜4年生に向かって感謝の言葉を述べる場面がありました。すると、それを受けた4年生の代表が前に出て、5年生に感謝を述べたのです。5年生の思いは6年生だけでなく下級生にも伝わり、城北小学校の集団性を高めてくれたと感じました。
 このような会が開催できたのは、この一年、同じ場所、同じ時間を過ごした共通の思い出をもち、学年を超えた交流が土台にあったからです。様々な関わりの中で生まれた共感が、子供たちの心を動かしたのだと思います。ともに作り上げ、ともに感動したこの経験を通して、子供たちの学校への所属感は高まり、次年度にも引き継がれていくはずです。互いの表情を見て思いを伝え合い、声を響かせ合った素敵な瞬間に立ち会えて幸せでした。
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