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校長あいさつ

2018年01月10日
思いを込めた文字
 
 平成30年がスタートしました。初日の出がとてもきれいな一年の幕開けでした。本年もよろしくお願いいたします。
 お正月にお雑煮を食べたり、昔の遊びや初詣などで過ごしたりすることは、日本のよき伝統だと思います。学校でも、書き初めの会を行います。これも、江戸時代から伝わる日本の伝統文化といえるでしょう。
 書き初めは、年の初めに今年の誓いや願いを込めて、恵方に向かってめでたい意味の言葉などを書く行事です。子どもたちも、それぞれ今年の抱負や夢を心に抱いて新年を迎えたことでしょう。この新しい年の初めに心を込めて一筆一筆に気を配りながら文字を書くことは、心新たに一歩を踏み出す契機にもなります。
 1年生は「みらい」、2年生は「よろこび」を、各教室において硬筆書写を行います。お手本を睨むように見つめて、息を止めて慎重に一文字一文字丁寧に書き進めます。3年生は「ふじの山」、4年生は「美しい雪」、5年生は「春を望む」、6年生は「新年の朝」を、体育館で毛筆書写を行います。お正月の定番「春の海」の曲が流れる中、体全体を使い、一筆書いては「ふーっ」と息を吐き、ほどよい緊張感をもって、一枚一枚書き上げていきます。
 パソコンやスマートフォンでの文字表現が中核になっている現代ですが、だからこそ、このように文字を整えて書くことは大切なことです。そして、文字に思いを込めるということもまた、とても重要なことだと思います。書き初めの会で子どもたちがどんな思いで文字を書き上げたのかを話題にしていただき、日本の文化の良さや大切さを伝えていただきたいと思います。

 今年度も残り3か月となりました。熱い思いと叶えたい願いを胸にした子どもたち一人一人が、一日一日を充実させていけるよう支援し、認め励ましていきたいと思います。学校公開日(1月20日)には、子どもたちの作品を展示いたしますので、ご覧いただき励ましの言葉を掛けていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 校 長   山  広  

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