メニュー

校長あいさつ

2016年06月25日
自分の役割を果たす
 6年生が「交通安全リーダーと語る会」を開催しました。自分たちで調べた学区の危険な場所や交通安全設備について、保護者の方や交通安全にかかわる地域の方へ発表を行いました。
 歩道を塞いで駐車する自動車や、歩行者を関知して光る標識など、写真や図はもちろん、ペープサートや人形、模型などを駆使して、できるだけわかりやすく伝える工夫を凝らしました。交通安全リーダーとして低学年の交通安全にも配慮しなくてはならないという意識が随所に見受けられました。

 5年生が朝霧自然体験教室を実施しました。二日目には、14キロもの道のりを歩ききる朝霧探検隊を行いました。この日のために、毎朝運動場を走って体力づくりをしてきました。スタート時は、気持ちのよい風の吹く絶好の天候でしたが、陣馬の滝で昼食を取り始めた頃から雨がぽつりぽつり。とうとう後半は班活動のウォークラリーを諦め、雨の中を学年一緒に歩くことになりました。雨具を着て何キロもの坂道を歩き続けられるか心配しましたが、子どもたちは体力も気力も限界まで振り絞って歩きました。途中で、ゴールを諦めようとする子にはグループの仲間が励まし、全員がゴールを目指しました。
 三日間の活動で、何よりも素晴らしかったのは、5年生97名が一人も欠けることなく、すべての活動をやりきったことです。「97名全員」ということは驚くべきことです。一人一人が、自分の役割を果たすというめあてを実現できた体験教室でした。

 6月中旬の2週間を読書旬間とし、「みんな集まれ図書館に」をテーマにして図書委員会の計画したイベントや読み聞かせボランティアの活動がスタートしました。
 3年生が中心となって行った読書郵便には、多くの子がお気に入りの本を友達やペアさんに紹介し合いました。休み時間になると、大勢の子たちが校舎玄関に設置された大きなポストにはがきを投函しに来ます。それを、係になった3年生達が楽しそうに回収し、うれしそうに配達をします。その自信に溢れた笑顔は、きっと自分たちがみんなの役に立っているという自負と自信なのだと思います。

 城北小では、一人一人に居場所と出番があり、その中で自己有用感(やりがいと自信)の向上を目指しています。集団の中で自分の役割を担い、他の人とのかかわりの中で、できることをひたむきに取り組む活動を通して、自分を大切に思う気持ちを育んでほしいと思います。 
                                校 長    山  広

写真一枚目
拡大表示

写真二枚目
拡大表示
戻る

2024年03月






12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31





今日は・・・

アクセス